よしかのばばのやくろ鹿伝説
ときは人皇42代文武天皇のころ、今からおよそ1300年余り前のこと。当時この地は未開拓で、住んでいる人は少なく、村境さえさほど無い。ただ深い山や暗い谷に、ブナ、カエデ、ケヤキ、マツなどの多くの樹木が生い茂っていた頃…。
抜月神楽団
わが国最古の芸能とも云われる、島根県西部石見地方を代表する伝統芸能「石見神楽」。吉賀町には神楽を舞う団体「神楽社中」が3つあり、秋の例大祭では、実に20カ所もの神社で神楽が奉納されるなど、暮らしに根付く文化のひとつです。
八久呂太鼓保存会
八久呂太鼓は吉賀町に残る古文書「吉賀記」の「奇鹿大明神記」にある「八久呂鹿伝説」を基に、伝説の悪鹿と闘う人々の悲壮感と壮絶さ、そして勇猛果敢な姿、底力、希望を太鼓の曲に表現したものです。