抜月神楽は、江戸時代中頃、山口県玖珂郡山代地方から伝承された舞から始まったと伝えられています。ほかの神楽にはない特色があり、六調子をよく保持していることから島根県無形民俗文化財に指定されています。得意の演目は八久呂鹿。鹿伝説を勇壮な舞に表現、豪華な衣裳や奏楽も魅力です。小学生から大人まで幅広い年齢層の18名の団員が、伝統を守りつつも舞手の個性を表現に取り入れ、常に演舞を進化させています。